野球用スパイクは実はたくさんの種類がある!初心者でもミスしない野球用スパイクの選び方【野球道具編】

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「草野球をやることになったからスパイクを買いたい!」
「子供が野球を始めたので、スパイクを買ってあげたい!」

野球用のスパイクを買うタイミングは人それぞれですが、実は野球用のスパイクは種類がびっくりするほどたくさんあります。
ある程度長く続けていれば、何が良くて何が悪いのか分かってきますが、初めて買う場合正直どれを選べば良いか分からないと思います。

野球ショップに行けば店員さんが色々教えてくれますが、それでも下調べをした方が店員さんも困らせることはありませんし、色々質問もしやすくなるでしょう。
また、ネットで買う場合も、サイズさえ分かっていれば安心して買うことができます。

色々なスパイクを試してきて分かったことや流行りのスパイクなどを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

野球用スパイクの種類を分かりやすく解説!

サッカーやバスケなども同様、野球用のスパイクといっても色々なメーカーが日々改良を重ねて履きやすいスパイクを私たちに提供してくれています。
しかし野球用のスパイクは他のスポーツよりも、選ぶポイントが多くあるように感じます。
そこでまずは、決めなければならないことを簡単にまとめてみました。

  • メーカー
  • シューズ自体の素材
  • シューズの底の素材
  • スパイクの歯の種類
  • 足首部分(カット)の高さ
  • P革の有無、種類

メーカーの種類と決め方

まず最初にどのメーカーのスパイクにするかを決めると一気に決めやすくなります。
なぜかというと、無数のメーカーが存在し、同じようなスパイクが存在しすぎるからです。

あまり見慣れないようなメーカーに手を出すのは、王道を行ってからでよいと思いますので、
まずは人気のあるメーカーの中から決めましょう。

特に有名で多くの人が履いているスパイクとその特徴をまとめました。
メーカーによって同じサイズでも特徴や形が違うので、履き心地が違うなんてことは良くあります。
しっかり特徴を確認しておいてください!

ASICS(アシックス)

ASICS(アシックス)ロゴ

王道中の王道アシックスのスパイクは野球界でも履いている人が最も多いのではないでしょうか。

人気の理由は、軽さとフィット感!
今では軽量スパイクがかなり増えましたが、一昔前は軽いスパイクと言えばアシックス一択でした。

しかし、やはり軽量スパイクの先端をいくアシックスには他メーカーもかなわないと思います。
軽いうえに足への負担も少なく、しっかりと足にフィットする感じがたまりません!

オーソドックスなタイプの足の形をしている方は、まずアシックスから入っても良いのではないでしょうか?
最近はデザインも豊富で、おしゃれな色も多いです!
また、全体的に低価格なスパイクも多く、低価格でありながら軽量素材のスパイクも多く取り揃えています。

MIZUNO(ミズノ)

MIZUNO(ミズノ)ろご

こちらも王道のMIZUNO。
野球のメーカーといえばMIZUNOを想像する人も多いのではないでしょうか。

そんな僕も今はMIZUNOのスパイクを使用しています。(大学時代のをそのまま使ってます笑)

軽さはもちろんのこと、丈夫で長く使えるのがMIZUNOスパイクの強みです。
僕が今使っているスパイクは大学1年から使っているので、実質7年ほど履いていますが、紐やインソールを変えたくらいで、まだまだ使えそうな気がします。

スパイクを変えるとどうしても慣れるまでに時間がかかったり、実際に使ってみたらちょっと違ったなんてこともあるので、長く使えるというのは本当に強みだと思います。

後で説明しますが、野球のスパイクは裏の歯が金具かポイント(合成樹脂)のどちらかが基本です。
硬式野球では金具スパイクを使う人が多いのですが、1~2年使うと擦り減ってきて滑るようになってしまうことが多いです。

しかし、僕の使っているスパイクは7年使ってるにもかかわらず、歯が全然あります。
値段は少し高かったものの、それだけの価値はあったかなと思います。

形もオーソドックスな形をしていて、アシックスよりは気持ち太めなような気もします。

長く野球界のトップメーカーとして君臨しているため、ありとあらゆる形や種類のスパイクはそろえています。
価格帯も低価格なものから高めのものもありますが、どれもハズレることはないでしょう。

絶対的な安心を持ちたい!という方はMIZUNOで決まりですね!

SSK(エスエスケイ)

SSKロゴ

東京オリンピックの公式用ボールでもSSKのボールが使用されていました。
それくらい、今一番野球に力を入れているのはSSKだと思います。

僕は高校時代にしばらくSSKのスパイクを履いていました。
布製のスパイクで素材が非常に柔らかく、平たい足の形をしている僕でも痛くなることはありませんでした。

最近ではマジックテープタイプのSSKのスパイクを履いている選手をよく見かけます。
野球に力を入れているということもあり、研究から独自の履きやすさを追求しているのがSSKです。

僕の大学時代の同級生(大阪桐蔭卒)はSSKから道具提供をしてもらっていましたが、ずっとSSKが一番良いと言ってました(笑)

野球以外はそこまでSSKを聞かない人もいると思いますが、野球界ではMIZUNOに並ぶ最先端メーカーです。

種類も豊富で、少し平たい足をしている方なんかには特におすすめできるメーカーです。

ZETT(ゼット)

今や多くのプロ野球選手も使用しているZETT。
源田選手や森選手が使用しているのは、野球好きなら見ているのではないでしょうか。

ZETTはほとんどそのリソースを野球に全振りしているといっても過言ではないくらい、野球製品の性能の良さは際立ちます。
多くのプロ野球選手が契約しているのも納得がいきますよね。

そんなZETTのスパイクは何といっても幅広タイプという特徴があります。
僕は高校に入って最初のスパイクはZETTでした。

どうしても平たい足の形をしていると、詰まっている感じが気になるんですよね。
そんな悩みを解消してくれたのが、ZETTのスパイクでした。

特に野球をしている人は、足の幅が広くて悩むケースが多いように感じます。
そんな悩みがある人は、迷いなくZETTを選んでいいのではないでしょうか。

ZETTを選ぶときは、いつも0.5センチ小さいサイズでちょうどいい感じでした。
足幅が広くてなかなか合わないという方に是非お勧めしたいメーカーです。

素材や形の種類や決め方

メーカーを決めたら、スパイクの素材や形などを決めていきましょう。
先に話した通り、野球用のスパイクは決めなければならないポイントがたくさんあります。

それぞれの部分の特徴を想像しながら自分の好みに合わせて選んでください!

シューズ自体の素材

一番最初に決めるべきは本体の素材です。
野球用のスパイクは革製が基本です。革といっても様々な種類があるので、ざっと種類を分けてみました。

  • 天然皮革(てんねんひかく)
  • 人工皮革(じんこうひかく)
  • 合成皮革(ごうせいひかく)
  • ヌバック調

と多くのスパイクはこのどれかになります。

僕が見る限り一番主流派人工皮革かなと思います。
理由もあわせて、それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめました。

天然皮革

天然皮革のスパイクは、かなり玄人好みかなと思います。
主に牛の革を使い作られており、特徴は圧倒的な馴染みやすさ。軽さも人工皮革比べたら軽いです。

天然皮革の中でも、最近ではカンガルー革のシューズも多く使われています。
大きな違いはありませんが、薄くて馴染みやすいです。

メリット:使えば使うほど足に馴染んでフィットしてくれる。比較的軽い。
デメリット:耐久性が低い、悪天候時に使用できない、手入れが難しい。

このように天然皮革素材のスパイクは、悪天候では耐水性が弱いために使用できず、手入れもきちんとしないとすぐにボロボロになってしまうため、初心者には使うのが難しいと思います。

他のスパイクに慣れてから、練習用として使うのはあまりにももったいないので、試合用として1足持っておくくらいで良いでしょう。

人工皮革

人工皮革は、どのカテゴリの選手もよく使用しているオーソドックスな革です。
天然皮革に似せて作っているため、見た目は光沢があり天然皮革よく似ていますが、素材の特徴としては耐久性や耐水性に優れており、長持ちするように作られています。

メリット:耐久性、耐水性が高く長持ちする。手入れが簡単。
デメリット:足に馴染まない。比較的重さがある。

不織布を使用し、ポリウレタンなどを使い加工したものなので、天然の革と違い変形しないので足への馴染み方が変わることはありません。
また、天然皮革と比べると少し重い感じもします。

しかし、水分などはじいてくれるため、手入れについては比較的簡単です。
主に初心者の方や、練習用で使いたい方などは人工皮革のものから買ってみましょう。

合成皮革

合成皮革は、人工皮革と性能としてはほぼ変わりません。
変わるとすれば、不織布を使用していないくらいの違いです。

メリット:耐久性、耐水性が高く長持ちする。手入れが簡単。
デメリット:足に馴染まない。比較的重さがある。

人工皮革と変わらず、初心者向けの素材です。

最近では、価格帯も幅広くそろえられており、自分に合ったものを選ぶことができます。

ヌバック調

ヌバック調は、人工皮革の「ヌバック調」といわれる革を使用し、表面をこすり、起毛させて作られています。

メリット:軽い、薄い。
デメリット:耐久性が低い、悪天候時に使用できない。手入れが大変。

僕が高校生の頃あたりから良く履かれるようになったヌバックのスパイクですが、正直性能的にはあまりお勧めできるものではありません。

僕も実際に高校生の頃にヌバック調のスパイクを使っていたことがありますが、初めは軽くて良いじゃん!と思ったものの、破れやすかったり、水を吸い込んだら一気に重くなるなど、デメリットの方が多かったような気がします。

「ヌバックのスパイク履いてんだぜ、カッコイイだろ~」
と威張れるのが唯一の良いところかなと思います(笑)

もちろん薄くて、軽いので試合用として使うのはありだと思います。
ただ、元は人工皮革なので、革が足に馴染んでいくこともないので、天然皮革の下位互換といったところでしょう。

使っていたので分かりますが、手入れが超絶面倒なので、相当物好きな方にお勧めします。

シューズの底部分(アウトソール)の種類

多くの人は、そこまで細かくシューズを選ばず、サイズ感やデザインだけで履きたいシューズを選ぶかと思いますが、野球用のスパイクはアウトソールとも呼ばれるシューズの底も重要な選ぶべきポイントになります。

底の部分は主に2種類あり、樹脂素材か革素材のどちらかになります。
自分の足の形や特徴に合わせて選んでみてください。

樹脂底

一般的に広く使われているのは、この樹脂底タイプです。
店頭などに置かれているのも、基本的には樹脂底タイプのスパイクです。

樹脂というのは、シューズの機能性を上げるために加工されたものですから、もちろんそのメリットは多くあります。

メリット:
突き上げ感が少ない
足の負担が少ない
耐久性、耐水性がある
膝に故障がある人向き
足が疲れにくい
軽い

デメリット:足に馴染まない

プロの選手でもほとんどの選手が樹脂底タイプのスパイクを使用しています。
足に馴染まないというデメリットもありますが、元々を足の形にあったシューズを履いておけばそこまで大きなデメリットにはならないでしょう。

特に革底である理由がなければ、樹脂底タイプのスパイクを選びましょう。

革底

革底タイプのスパイクを履く人は、本当に一握りです。
なぜなら、機能的には樹脂底タイプに大きく劣るからです。

メリット:
使えば使うほどフィットする
足の感覚を地面に伝えやすい

デメリット:
耐久性がない
手入れが大変
突き上げ感が大きい
足が疲れやすい
雨に弱い

足の感覚を大事にする人は使用するのもありかと思います。
特にピッチャーをやっている場合は、足裏の感覚が非常に大切です。

しかし、デメリットの中にもあるように耐久性や耐水性はあまりないので、試合用として使用するようにしましょう。

僕はヌバック調のスパイクを履いていた時に革底にしていました。

結論、樹脂底の方が良かったです。
理由としては、まず革底は薄いので膝とかかとに大きな負担がかかった結果、痛みとの戦いでした。
もう一つは、割とすぐにダメになってしまいました。

だからと言って革底を履くなとは思いません。
しっかりと、メリットとデメリットを抑えたうえで革底を選ぶようにしましょう。

スパイクの歯

スパイクの歯は大きく金具とポイントのタイプに分けられます。
中でも金具の場合は埋め込みタイプと取り替えタイプの2種類があることを覚えておきましょう。

金具の方が、一般的にはグリップ力が強いといわれています。
その分土のグランドとは相性が良く、力強いプレーをすることができるでしょう。

ポイントスパイクは、樹脂やゴムを使用していてグリップ力は金具には劣ります。
しかし、芝のグラウンドでは金具ではグリップが効きすぎて引っかかってしまうこともあるので、ポイントスパイクの方が使いやすい場合もあります。

またどちらも歯の数によって、地面をつかむ感覚や重さが変わってきます。
取り替え式については、歯の位置を基本的には変えられないので注意しましょう。

金具(埋め込み式)

もっとも主流なのが、金具の埋め込みタイプです。
埋め込みタイプなので歯を取り換えることはできません。しかし、機能性については埋め込みタイプはたくさんのメリットがあるので覚えておきましょう。

メリット:
耐久性がある
突き上げ感が少ない
金属部が少ないので軽い
疲労度が少ない
走りやすい
金属部が少ないのでソールが柔らかい

デメリット:
歯が擦り減っても交換することができない

スパイクの交換時は、本体が破れてしまったときか歯が擦り減ってスパイクとしての機能が無くなってしまった時になります。
しかし、僕の今履いているスパイクのように、5年以上歯が持つくらい歯の耐久性は高くなってきています。

圧倒的にメリットが多くあるので、初心者の方は金具の埋め込みタイプをお勧めします。

金具(取り替え式)

金具のスパイクには取り替え式もあります。
使用している人は少数派ではありますが、取り替えられるメリットもあります。

メリット:
グラウンド状態で交換できる
すり減れば交換できる

デメリット:
突き上げ感がある
金属部が多いので重い

最大の利点は交換できるところにあります。
土や芝、グラウンド状態によって取り替えることができ、さらには擦り減ってきても取り替えればよいのです。

しかし、取り替えるのは少々面倒で、ものによっては特別な機械を用いなければ取り替えられないものもあるのでショップに頼まなければなりません。
もしショップに頼むとしたら工賃として数千円かかるので注意しましょう。

本体さえ破れなければ、歯は交換すればよいので長く同じシューズを使うことが可能です。
また、手間はかかりますがグラウンドによって使い分けが可能なので、こだわりがある人は使ってみてもいいでしょう。

ポイント

ポイントスパイクは、上に書いた通り樹脂やゴムを使った歯のスパイクのことを指します。
少年野球では金具が禁止されているので、基本的にはポイントスパイクを使用しているはずです。

ポイントスパイクには取り替え式は無く、埋め込み式のみになります。

メリット:
擦り減るスピードが遅い
金具に比べて軽い
人工芝で使用しやすい

デメリット:
グリップ力が弱い
取り替えはできない

最近では土でもポイントスパイクを履く人は増えてきています。
というのも、性能が良くなりグリップ力がかなり強くなってきたからです。

グリップ力というデメリットが解消されてくれば、金具よりも軽いため非常に使いやすいと思います。
初めて野球をやる人は、ポイントスパイクでもいいかもしれませんね。

足首部分(カット)の高さ

カットの高さは、足首をどれくらい固定したいかによって決めましょう。
初めてスパイクを履く人は無難にローカットをお勧めします。

そのほか特徴を考えながらカットの高さを決めましょう。

ローカット、レギュラーカット、ノーマルカット

最も一般的で、ランニングシューズなどと同じ形をしているのが、このローカットです。
レギュラーカットやノーマルカットとも呼ばれますが、基本的には同じものを指します。

特徴は、動きやすさにあります。
足首の縛りが無いので、締め付けられてる感が非常に少ないです。

その分、強い衝撃にも体の力で耐えなければならないので、ベースを踏むときやスタートを切るときに足首を痛めることもあります。

どのカテゴリを見ても、ローカットを履いている人が圧倒的に多いです。
高いレベルでなければ、まずはローカットから考えてみると良いでしょう。

ミドルカット

ミドルカットは、ローカットとハイカットの中間です。
ハイカットだと締め付け感が強いけど足首に不安を感じる人はミドルカットを選んでも良いでしょう。

ちなみに僕はミドルカットを履いています。

それまではずっとローカットを履いていたのですが、足首を痛めることが多く、ミドルカットを履いてみたらかなりフィットしました。

ローカットと比べるとやはり少し締め付け感はありますが、僕は慣れたので履きづらいとは感じません。
ローカットを履いてみて、もう少し締め付けが欲しければ変えてみましょう。

ハイカット

ハイカットは、相当固定をして足首を守りたい人に限定されます。

実はメジャーリーガーはハイカットを履いている選手も多く、大谷翔平選手もハイカットスパイクを履いている一人です。

大谷選手も足首を痛めたりしていましたし、主な出場がDH(指名打者)なので、特別開放感が無くてもいいのかもしれませんね。

特別な理由がない限りは、締め付け感がかなり強く動きづらいのでお勧めはしません。
動きづらくても問題なく、足首を守りたい人は考えてみましょう。

P革の有無、種類

P革という言葉は、野球をやっていなければあまり聞きなれないかもしれませんが、スパイクを守る非常に大切なパーツです。

もし知らなければしっかりと覚えて、参考にしてみてください。

P革とは?

P革とは、スパイクのつま先部分を保護するパーツのことで、Pというのはピッチャーを指します。
ピッチャーは投げる機会が多く、つま先部分が擦り減って穴が開きやすいので元々はピッチャーのためにP革は作られていましたが、今では野手でもP革を着けるのは一般的となっています。

後で説明しますが、P革には色々なタイプがあります。
どのタイプも基本的には専用ショップで取り付けしてもらいます。

専用の機械を購入すれば自分でもできるのかもしれませんが、失敗しないようにショップの人にお願いしましょう。

P皮は誰でもつけるべき?

上述している通り、元々はピッチャーのために作られているので、ピッチャーをする選手であれば必ずつけるべきでしょう。

着けなければ、本体や歯はまだ全然使えるのにつま先の部分だけが使えなくなってしまうこともあります。
そうなってしまう前に、必ず着けましょう。

また、野手でも全員着けるべきだと僕は思います。
なぜなら、野手でもたいていつま先に穴が開くことが多いからです。

僕も中学生までは、P革はピッチャーのものだと思って着けていませんでした。
その結果、つま先から破れていくことがほとんどでした。

P革は、そこまで値段も高くないですし、特に重さも変わらないので、耐久性を考えると着けて損はないと思います。

しかし、小中学生で足のサイズが頻繁に変わる場合は注意しましょう。
基本的には、P革は取り外して違うスパイクに着けるということはできません。

数カ月で足のサイズが変わってスパイクも買い替える必要がありそうな場合は、考えるようにしましょう。

P革の種類

P革には、大きく分けると、

  • 打ちP革
  • 縫いP革
  • 塗りP革

の種類に分けられます。

今まで3つの種類を使ったことありますが、さほど性能に変わりはないように感じます。
大きな違いといえば、打ちP革と縫いP革は取れてしまって、再度付け直さなければならないこともあります。

逆に言えば付け替えることができるので、P革がボロボロになっても付け直せるということです。

一方塗りPの方は最初に塗り込んでしまうので、付け替えはできません。

ちなみに今は、大学の最初に部公式のスパイクに塗りP革を着けてもらいましたが、未だに何も新たにすることなく使い続けているので、相当長持ちはします。

上の3つもさらに細かく分けることができるので、他サイトの参考URLを↓に載せておきます!
https://baseballmonster.nobody.jp/maintenance/spike5.html
参照:BASEBALL MONSTER -ベースボールモンスター

スパイクの予算と決め方

野球用スパイクの相場

野球用のスパイクの値段は大体6,000円~20,000円くらいが一般の人でも履くスパイクの相場になります。
ショップで売られている新品のスパイクは大体がこれくらいの定価で売られているでしょう。

新品であれば、ジュニア用以外はこれより安いというのはあまりないのではないでしょうか。
セールや割引で5,000円を切ることはありますが、定価ではあまり見たことはありません。

逆に20,000円以上のスパイクは普通にあります。
限定ものやそれこそオーダーなどをすれば普通に20,000円を超えてきます。

ただ、特にこだわりがなければそこまで高いものを履かなくてもいいかと思うので、自分に合った予算から自分に合った形のスパイクを選ぶようにしましょう。

スパイクのデザインと規定

高校野球は特に規定に厳しいです。
僕が高校生の頃は、真っ黒のみでしたが黒スパイクは熱を吸収しやすいということで2020年から白スパイクが許可されるようになりました。

しかし、色のついた模様などは原則禁止となっており、白でも黒でも一色のスパイクしか使用できません。

大学野球は、厳しい規定はありませんが基本的にはチームで決められたスパイクを履くことになるでしょう。

草野球であれば、規定は全くありません。
好きなスパイクを選んでおしゃれを楽しんでください。

野球初心者にはこれ!間違えの無いスパイク3選

これまで長々と説明しましたが、かといって決めるのは難しいですよね。
そんな人のために、これさえ選んでおけば間違えないというスパイクを3つ厳選しました。

複数の色があり、高校野球対応の一色のものもあるスパイクを少しタイプを変えて選んでみましたので、参考にしてみてください!

王道中の王道!誰もが認めるスパイク界の頂点!

ASICS(アシックス) ネオリバイブ4

性能、耐久どれをとっても間違いなし!

MIZUNO(ミズノ) グローバルエリート ライトレボバディー

幅広タイプならお任せあれ!もう横幅には悩まない!

ZETT ゼロワンステージ(ポイントスパイク)

履きやすさ抜群!?最新スパイク事情

続々と新作のスパイクが登場している

ニューバランス

大谷翔平選手がメジャーリーグエンゼルスへ移籍したことで、日本でもMLBを見る機会が増えてきました。
メジャーの選手に憧れる日本の子供たちも増えてきたのではないでしょうか。

そんな中、メジャーでよく見るのがニューバランスのスパイクです。
日本でも最近店頭に並ぶようになりましたが、本当にここ数年の話です。

ニューバランスのスパイクはスニーカーのようなフォルムでものすごくおしゃれです。
中でも人気のあるものを紹介します。

足袋型スパイク

2021年4月。スパイク界に新たな風が吹きました。
業界で初めて岡本製甲株式会社様がハタケヤマの足袋型スパイクの発売を発表しました。

実際に社会人野球で活躍する大学の先輩が使用しており、その履きやすさと性能を解説していました。
先輩曰く、地面を掴む感覚がより強くなるので、良い球がいくようになったとのこと。

先輩はピッチャーですが、平均球速にも変化があったとのこと。

気になる人はぜひ試してみてください!

まとめ

野球用のスパイクには、多くのパーツがありそのどれもが重要な役割を果たしています。
ショップで買う場合も必ず下調べをしてから、探しに行くようにしましょう。

店員さんと色々とコアな話ができれば、色々な希望に合わせて提案してくれるでしょうし、仲良くなればお得な情報や割引なんかもしてくれることがあります(笑)

特に初めて野球をやる人やお子様が野球をやりたいという場合は、スパイクが合わないと怪我につながります。
怪我を防ぐためにも、しっかりと個々に合ったスパイク選びをしましょう!

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